2024年9月11日、福岡市城南区の認可保育園が手足口病に感染した0歳児をダンボールで隔離していたことが明らかになりました。
そんな報道を受け、どこの保育園で行われていたのか国なる方が多くいるようです。
事件の概要 手足口病の0歳児をダンボールで隔離
福岡市によりますと8月27日、城南区の認可保育園で「手足口病の0歳の女の子を段ボール箱に入れていた」などと匿名で相談が寄せられました。
市は、その翌日と9月4日に行った定期監査で、保育園に聞き取りを実施。
園は今年7月、当時生後7か月の女の子を事務室に隔離し段ボールの箱の中に入れたことを認めたということです。
聞き取りに対し園は、「子供の手足口病の症状が重く、手も足もただれていて抱っこもしづらく、感染が広がるのを懸念して段ボールの箱に入れた」などと説明したということです。
園によりますと事務室に隔離して女の子を段ボールの箱に入れていた時間は保護者が迎えに来るまでのおよそ5分くらいだということです。
引用元 : Yahooニュース
9月4日、事実を確認した福岡市は虐待が疑われる“不適切な保育”にあたると判断し、園に注意と改善を求めました。
園側は聴き取りに対し
「子供の手足口病の症状が重く、手も足もただれていて抱っこもしづらく、感染が広がるのを懸念して段ボールの箱に入れた」
と、認めているようですね。
多くのお子さんをお預かりしている以上、“感染を広げないように”と患児と健康な児童を分けて隔離するのは仕方ないこと。
ただ、いくら保護者が迎えに来る間の短い時間であっても、その隔離方法がダンボールであったということは残念でなりませんね。
福岡市城南区のダンボールで隔離した認可保育園はどこ?
では、問題の認可保育園はどこなのでしょうか?
調査したところ、福岡市城南区の認可保育園は13施設あるようです。
・荒江保育園
・すみれ保育園
・田島保育園
・長尾保育園
・若草保育園
・若竹保育園
・きりん保育園
・福岡ゆなの木保育園
・あさひ保育園
・天蓉保育園
・仁愛保育園
・白百合保育園
・ニチイキッズ下長尾保育園
しかし情報が少ないため、現時点での特定は困難であると思われます。
Yahooニュースでは、保育園外観の様子が強めのモザイクで加工されたうえで掲載されていたため、近所の人や該当する園に登園している方は分かるかもしれませんね。
園児脱走で以前にも注意されていた
実は今回ダンボール隔離で注意を受けた保育園は、過去にも福岡市から注意を受けていたことがあったのだそう。
2021年、1歳の園児2人が外に抜け出してしまっていたことがありましたが福岡市への報告を怠っていたのだそう。
そのため、福岡市は注意と再発防止を求めていたそうですね。
過去にもこのような事案があったということを踏まえると、該当保育園の特定はできそうですが、現時点では特定できておりません。
世間の声
この報道に対しての世間のコメントは、意外にも保育園を擁護する声が多く見受けられました。
もちろん
『ダンボールはない』
『不衛生』
といった反対意見もありました。
しかし、同じく子を持つ親からの擁護するコメントも多く、
『ダンボールはまずいけど、隔離して蔓延を防いだわけだから仕方ない』
『他の子の親としての身なら、少しでも移らないようにしてくれたのはありがたい』
『症状があるのに預けた親が悪い』
と言ったコメントが見受けられました。
確かにダンボールはまずかったと思いますが隔離処置は適切ですし、きっと登園前から症状はあったと思われるため預けた保護者にも非はありそうですね。
まとめ
今回の記事では、ダンボールで隔離した保育園についてまとめていきました。
隔離にダンボールを使用するのはまずいと思いますが、他の園児にうつらないよう隔離対応を取るのは適切な対応ですよね。
また登園する前から症状はおそらくあったと思われることからも、一概に保育園だけに非があるとは考えにくいです。
保護者としても、お子さんの体調の変化には注意していかなければいけませんね。
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