ハッピーターンや柿の種などで有名な亀田製菓。
実はその会長であるジュネジャ・レカ・ラジュ氏の発言がSNSで大きな波紋を読んでおり、更にインド出身ということでも話題となっています。
(亀田製菓の社長は高木政紀氏で、ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は会長)
世間からは、なぜ亀田製菓はインド人を会長に就任させたのか気になる方が多くいるようです。
また、ジュネジャ・レカ・ラジュ氏とはどんな経歴の人物なのかについても気になりますね。
そこで今回の記事では、
・亀田製菓会長はなぜインド人?
・ジュネジャ・レカ・ラジュ氏とは何者?
についてまとめていきたいと思います。
亀田製菓会長はなぜインド人なの?
日本の企業でありながら、なぜ会長がインド人なのか気になりますよね。
亀田製菓は現在、米菓以外に食品事業の海外展開に力を入れて行っています。
そのため、亀田製菓がインド人のジュネジャ・レカ・ラジュ氏を会長に就任させて理由は、米菓の製造販売以外の新規事業を充実させるためではないかと考えられているようです。
低たんぱく質米飯や植物性乳酸菌、プラントベースフード、米粉パンは、いずれも海外においても社会課題の解決に貢献できるものであり、海外展開の可能性を秘めた事業です
引用元 : 亀田製菓HP
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は大学で微生物学を学び、発酵・微生物学に関心が高く知識もあるようです。
基礎研究や海外マーケット事業においてこれまで大手企業での実績があることから、亀田製菓の代表取締役会長に抜擢されたのではないでしょうか。
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏のプロフィール
・名前 : ジュネジャ・レカ・ラジュ
・生年月日 : 952年3月3日
・出身 : インド・ハリヤナ州
・趣味 : 仕事
趣味が仕事って凄いですね…!
そわなジュネジャレカラジュ氏の経歴も凄いようです!
次項でまとめていますので見ていきましょう!
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏の経歴学歴
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏の経歴は以下の通り。
- 1984年 大阪大学工学部に研究員としてインドから日
- 1989年 名古屋大学大学院生命農学 研究科博士課程を修了
- 同年太陽化学に入社
- 2003年 代表取締役副社長に就任
- 2014年 ロート製薬副社長に就任
- 2020年 亀田製菓代表取締役副社長に就任
- 2022年6月 田製菓代表取締役会長に就任
アメリカやスイスを蹴って日本へ就職
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は、インドのパンジャブ大学理学部卒業後、微生物学の修士課程を修ア語後、難関の海外のフェローシップ制度利用の試験にも合格しました。
そして、アメリカやスイスの大学などさまざまな選択肢があったにも関わらず、その中からジュネジャ氏は日本の大阪大学を選択しました。
なぜ日本の大学を選んだのかと言うと…
世界トップクラスの発酵・微生物学の第一人者が大阪大学にいたため、彼の元で学びたい思いが強かったようです。
太陽化学では取締役研究部長に就任
大阪大学卒業後は名古屋大学の博士課程を修了し、最初に入社したのが食品素材メーカーの太陽化学でした。
基礎研究に没頭し、卵からインフルエンザの薬に使われるシアル酸の抽出に成功しました。
その後もカテキンやテアニンなどお茶の成分で新しい価値を提示し続けたジュネジャ・レカ・ラジュ氏。
その功績もあってか、わずか7年で取締役研究部長に、その7年後には代表取締役副社長に就任しました。
凄まじい昇進スピードには、「このインド人は何かやってくれる」という周囲からの期待もあったようですよ。
ロート製薬でも重役に
太陽科学でさまざまな功績を残し、重役まで上り詰めましたが、2014年からはロート製薬に移籍しました。
取締役副社長海外事業・技術担とあわせて、国内初のCHO(チーフヘルスオフィサー)に抜擢されました。
CHOは、経営に携わる役員の中で、従業員の健康増進や社内の健康管理の取り組みを統括する立場です。
社内の従業員だけでなく、社外にもポジティブな影響を与えることが特徴です。
亀田製菓会長に
2020年から田製菓の代表取締役副社長に就任していたジュネジャ・レカ・ラジュ氏は、2022年ついに代表取締役会長に就任しました。
米のもつ可能性に大きな期待を寄せており、「米菓メーカーから、食で社会の課題を解決する企業へ」とビジョンを掲げています。
特に力を入れているのが、「植物性乳酸菌」と「米粉パン」
アレルゲンフリーのお米の海外進出や、大豆を用いたプラントベースドフード(代替肉)の製造などもに力を入れています。
まとめ
今回は亀田製菓会長のジュネジャ・レカ・ラジュ氏についてまとめました。
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏のある発言が波紋を呼んで話題となっていますが、経歴を見るととても凄い方であることが分かりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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