北川健太郎弁護士が大阪地検で検事正在任中に犯した罪で注目を集めていますね。
北川健太郎さんといえば、有名事件の担当をされていたことがあり、関西検察のエース・神とまで呼ばれた超エリートです。
そんな北川健太郎さんがどのような経歴を持っているのか気になりますね。
北川健太郎のプロフィール
・名前 : 北川健太郎(きたがわ けんたろう)
・生年月日:1959年9月14日(65歳)
・出身地:石川県
・現住所:京都府相楽郡在住
・学歴:石川県立金沢泉丘高等学校/金沢大学法文学部卒業
・職業 : 元検察官→弁護士(大阪弁護士会所属)
北川健太郎の経歴・職歴
北川健太郎さんは金沢大学法文学部卒業後、1982年10月に司法試験に合格し、その後順調にエリートコースを歩まれていました。
《時系列で見ていきましょう》
1982年10月:司法試験合格
1985年4月:最高裁判所司法研修所修(37期)検察官任官
1985年 4月:東京地方検察庁検事
1995年 3月:在中国日本国大使館一等書記官(外務省出向)
2009年10月:大阪地方検察庁刑事部長
2011年:大阪高等検察庁刑事部長
2012年8月:那覇地方検察庁検事正
2013年:最高検察庁検事
2014年1月:大阪地方検察庁次席検事
2015年12月:大阪高等検察庁次席検事 兼 法務総合研究所大阪支所長
2017年 9月:最高検察庁監察指導部長・刑事部長
2018年 2月:大阪地方検察庁検事正
2019年11月:退官
着実に実績を積み上げ、様々な役職を経験しての今があるようですね。
では、そんな北川健太郎さんがこれまでに担当した事件の一部を次項で見ていきたいと思います!
北川健太郎の主な担事件① 高知県不正融資事件
高知地検次席検事時代に高知県の不正融資事件の捜査を指揮し時の副知事を背任罪で起訴しました。
公務員の背任は立件が少なく、関係者からは以下のように評価されていました。
知能犯の立件にも積極的で、頭の回転が速かった慣例にとらわれず、自身の判断で捜査や組織改革を進めた
引用元 : https://www.sankei.com/article/20241025-QIJYE4AIBFLF5HLSI64TZWZFTQ/
北川健太郎の主な担事件②森友学園の公文書改ざん事件
北川健太郎さんは森友学園事件に絡む財務省の公文書改ざん事件で検事正として捜査を指揮しました。
しかし、佐川宣寿国税庁長官ら財務省幹部を全員不起訴としました。
当時は、ちょうど高知地検から大阪地検検事正として着任した直後に担当した事件でした。
世間では高知県副知事の不祥事を立件した功績から期待を抱く声が多数ありましたが、森友学園の公文書改ざん事件では、全員不起訴という結果に批判が上がっていました。
検事正退任後は弁護士に
大手企業の社外取締役や監査役に就任し、企業法務に携わっていました。
2020年4月:弁護士法人中央総合法律事務所 / オブカウンセル
2020年6月:株式会社ロイヤルホテル/監査役
2020年6月:NCホールディングス取締役(監査等委員)
※2024年6月に再任を撤回されています
2020年10月:徳島市専門委員
2023年4月:国立大学法人神戸大学理事
(非常勤)
※2024年10月現在は名前が外されてい
2024年8月:髙田明夫法律事務所
検事正退任後に弁護士に転向して、大企業の監査役や取締役などに就任できるなんて…とても優秀な方なのですね!
まとめ
今回の記事では、北川健太郎さんの経歴や職歴についてまとめました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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